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インド産果実から基準値超え農薬 事業者に回収命令 茨城県

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県は24日、同県下妻市内の事業者が輸入したインド産の果実「生鮮ユカン」から基準値を超える農薬「モノクロトホス」が検出されたと発表した。筑西保健所長が同日、食品衛生法に基づき、事業者に出荷先からの回収を命じた。県生活衛生課は「健康に影響を及ぼす可能性は極めて低い」としている。

同課によると、検出された値は1キロ当たり0.05ミリグラムで基準値の約5倍。事業者は1箱5キロ入りの11箱を輸入し、このうち6箱を出荷した。残り5箱は品質劣化のため廃棄した。回収命令を出した筑西保健所が今後、回収状況を確認する。

厚生労働省が23日、成田空港検疫所が実施した輸入農産物の抜き取り検査で、基準値を超える農薬が検出されたと同課に連絡した。



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