アンバサダーに佐々木夫妻 8月のカジキ釣り国際大会 茨城県大洗水族館で就任発表会

8月に大洗マリーナを中心とする茨城県沖で実施されるカジキ釣り国際大会の大会アンバサダーに、野球の米大リーグなどで活躍した佐々木主浩(かづひろ)さんと妻の加奈子さんが就任した。24日、アクアワールド県大洗水族館(大洗町磯浜町)で就任発表会が開かれ、佐々木夫妻は大井川和彦知事から任命証などを受け取り、同館のアシカとも交流した。
大会は茨城インターナショナルフィッシングフェスティバル実行委員会主催。4回目となる今年は8月29~31日に開催される予定。佐々木さんは2023年大会では101キロのクロカジキを釣り上げ4位入賞を果たしている。
この日の就任発表会には大井川知事ほか、国井豊大洗町長や大谷明ひたちなか市長らも出席し、同館オーシャンシアターで佐々木夫妻にたすきを贈呈した。佐々木さんはあいさつで「釣りの魅力を皆さんに伝えていけたらと思っているのでよろしくお願いします」と述べ、加奈子さんは「一生懸命応援していきます」と意気込みを語った。
同館のカリフォルニアアシカ・ゴエモンとも交流し、佐々木さんはセレモニーのキャッチボール、加奈子さんは握手をそれぞれ行った。
終了後は佐々木さんと大洗野球スポーツ少年団に所属する小学生らとのトークショーが行われた。小学生から野球がうまくなるための秘訣(ひけつ)などを問われると、佐々木さんは「毎日少しの時間でも(練習を)やってチームワークを大事にしてほしい」と助言を送った。