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建物「水戸黒」モチーフ 「千波公園」起工式 憩いの場づくりへ 茨城

整備中の「千波公園」の完成予想図(大和リース株式会社提供)
整備中の「千波公園」の完成予想図(大和リース株式会社提供)


千波湖西側の黄門像広場周辺地区(茨城県水戸市千波町)に整備予定の自然や食、運動を楽しめる「千波公園」の起工式が27日、同公園で開かれた。高橋靖市長ら関係者約70人が集まり、工事の安全を祈願した。事業者によると、園内に設けるサウナやレストランなどの建物は木造平屋に統一。屋根の色は、水戸藩ゆかりの染め物「水戸黒」をモチーフに、青みをおびた深みのある黒色にそろえ、水戸の歴史や千波湖の自然と調和した憩いの場づくりを目指すという。

市は、民間事業者の飲食店などの収益の一部を園内公共スペースの整備に充てる制度「パークPFI」を導入。整備計画に基づいて事業者を公募し、大和リース・アダストリアグループ(大和リース水戸支店、アダストリア、横須賀満夫建築設計事務所)を認定した。計画では、園内をレストランや地場産品のマルシェといった収益を見込む「公募対象施設」と、広場やトイレ、防災倉庫といった公共の「特定施設」に分けて整備する。来年春に開業する予定。

デザインを手がけた同設計事務所の横須賀満夫会長は、建物はいずれも木造平屋で、屋根に水戸黒の色合いを取り入れると説明。元からあった木々も極力残すという。「ここは徳川時代からの借景。木々や水の流れを生かしながら、質素な建物をちりばめ、かつての風情ある空間に戻していきたい」と力を込めた。



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