大の里関と二所ノ関部屋に茨城県民栄誉賞検討 大井川知事「手続き進めている」

茨城県の大井川和彦知事は28日の定例記者会見で、横綱に昇進した大の里関と所属する二所ノ関部屋(同県阿見町)に対し、県民栄誉賞の表彰を検討していることを明らかにした。同賞の授与が決まれば、力士では2017年の稀勢の里関(現二所ノ関親方)以来2人目、相撲部屋では初めて。
大の里関の横綱昇進に関し、大井川知事は「最速のスピードで勝ち取ったこと、心からお祝いを申し上げたい」とし、「立ち上げてあっという間に快挙を成し遂げた二所ノ関部屋とともに、県民栄誉賞を贈る手続きを進めている」と話した。
県によると、稀勢の里関のほか茨城県関係力士に対するこれまでの県表彰は、2000年初場所で優勝した武双山関(現藤島親方)に特別功労賞を授与。水戸泉関(現錦戸親方)、雅山関(現二子山親方)にもそれぞれ引退時に同賞を贈っている。
表彰について、県秘書課は「これから県幹部で構成する審査委員会を開いて選考していく」と説明した。
県民栄誉賞は茨城県の発展に著しい功績があった個人や団体に贈られ、1994年以降、毎年11月13日の県民の日に合わせて表彰している。サッカーJ1鹿島アントラーズやジーコさん、21年の東京五輪と24年のパリ五輪柔道男子81キロ級で金メダルを獲得した永瀬貴規さんなど、これまでに延べ23人、5団体が受賞している。