運動場で銅線ケーブル350メートル盗まれる ナイター照明2基使用不能に 茨城県警水戸署

茨城県水戸市は29日、同市内原町の内原市民運動場の多目的運動場で、ナイター用の照明設備に電気を送るための銅線ケーブル2本(計約350メートル)が盗まれたと発表した。影響で照明2基が使用不能になったという。県警水戸署は窃盗事件とみて調べている。
市などによると、28日午後6時ごろ、市が同運動場の管理を委託する市スポーツ振興協会に対し「照明が2カ所付かない」などと利用者から連絡があった。場内のマンホールのフタが数カ所が開けられ、中にあった銅線2本が切り取られていた。
市体育施設整備課によると、被害額は約300万円。場内に5基ある照明設備のうち、影響で2基が使用不能となり、夜間の運動場利用に支障が出ている。市担当者は「なるべく早く直したいが、工事が必要で被害額以上にお金がかかる」と話している。