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ヤギと一緒に除草活動 鉾田の児童・園児 歩道130メートルきれいに 茨城

県道の除草活動に参加する児童たち=鉾田市上沢
県道の除草活動に参加する児童たち=鉾田市上沢


茨城県鉾田工事事務所は27日、同県鉾田市上沢の同市立大洋小学校と同市立つばさ幼稚園前の県道で「ヤギさん除草隊」を行った。同小の6年生児童と同園の園児ら約50人が活動に参加。ヤギやヒツジと触れ合いながら除草に取り組むとともに、環境美化に対する意識を高めた。

このイベントは、児童たちがヤギに接しながら除草活動を行うことで、道路の維持管理の重要性を学ぶもの。同イベントは昨年から始まり、今回で4回目、鉾田市内で開催するのは初めてとなる。ヤギやヒツジは、ダチョウ王国石岡ファーム(同県石岡市)から参加し、スタッフも同行。県や鉾田市の職員らも参加し、活動を見守った。

この日は県道沿いの歩道130メートル区間で活動を行った。児童たちが草を抜く傍ら、ヤギやヒツジ計5匹が黙々と草を食べた。児童たちはヤギに草を食べさせたり、背中をなでたりしていた。

同小の市村俊英校長は「道路の維持管理という観点からも非常に有意義な活動だと思う。子どもたちが今のうちから道路美化に対する意識を持つことは、大きくなってからも生きてくると思う」と語った。6年生の高野晴志郎さん(11)は、「ヤギに触れ、草を与えることができてよかった。草を抜くことで通学路がきれいになるし、地域の方もきれいに使えると思うので良い経験になった」と笑顔を見せた。

県では今後も県内各地で「ヤギさん除草隊」を開催し、道路の維持管理の重要性と愛護意識を訴えていく考えだ。



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