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高齢者活躍支援 茨城県知事と意見交換 水戸で集会

大井川和彦知事と意見を交わす「ちいきの学校」のスタッフら=水戸市有賀町
大井川和彦知事と意見を交わす「ちいきの学校」のスタッフら=水戸市有賀町


大井川和彦茨城県知事と県民の対話集会「大井川知事と語ろう! 新しい茨城づくり」が29日、同県水戸市内で開かれた。高齢者の活躍支援を通した社会的課題の解決に取り組むNPO法人「ちいきの学校」のスタッフらと、地域ニーズを踏まえた活動の場の創出などについて意見を交わした。

同法人は高齢者の就労支援や活躍する場の創出などを目指し、2019年7月に設立。老後を「挑戦・再出発」する機会と位置付け、社会福祉法人の職員らを中心に同市有賀町に開業した古民家カフェ「ありが分校」を拠点として、子ども食堂や月3回のマーケットなどを実施している。

主な事業では、人手不足が深刻な介護や教育現場を支える人材を養成し、ボランティアなどとして活躍する機会を提供。自動車学校とも連携し、認知機能を維持する講習会を開催することで安全運転を支える取り組みも進めている。

大井川知事は「行政の手が回らないところをサポートしており、大きな意義がある。ビジネスとしても成り立つ」と活動を評価。同法人の伊藤浩一理事(49)は「地域のニーズを捉え、しっかりしたサービスとして提供している」と話し、県外にも展開していきたい考えを示した。



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