SNS型投資詐欺 暗号資産3539万円相当被害 かすみがうらの男性 茨城
茨城県警土浦署は30日、同県かすみがうら市の無職、男性(54)が、投資サイト担当者を名乗る者らに暗号資産計約3539万円相当=当時=をだまし取られたと発表した。同署はSNS型投資詐欺とみて捜査している。
同署によると、男性は3月10日、「AIで効率資産運用」などとうたう投資サイトを見つけ、担当者を名乗る女のLINE(ライン)を登録。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」のIDが届き、ズームで「投資した資金はAIが自動運用する」などと説明された。
翌11日に暗号資産「イーサリアム」約3万円相当を送金したところ、サイトに反映されたため信用し、同14日から4月11日までの間、6回にわたり計約2250万円相当を送金。さらに「投資額が25万ドルになればVIP会員になれる」などと促されたことから、同24~25日の間、3回にわたって計約1286万円相当を送金した。