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名人戦第5局 古河で盛況 大盤解説会 「勝負めし」店には行列 茨城

対局の解説をする佐藤紳哉七段(右)と聞き手で古河市出身の宮宗紫野女流二段=30日午後、古河市横山町
対局の解説をする佐藤紳哉七段(右)と聞き手で古河市出身の宮宗紫野女流二段=30日午後、古河市横山町


将棋の第83期名人戦第5局が30日、茨城県古河市で2日目を迎えた。2度目の防衛が懸かる藤井聡太名人(22)に挑戦者の永瀬拓矢九段(32)が挑む注目の対局を盛り上げるため、市内で大盤解説会などの関連イベントが企画され、市内外から多くの将棋ファンが集まった。棋士が選んだ「勝負めし」を提供する店には同じメニューを味わおうと行列ができた。

大盤解説会は対局初日に続いて、午後から同市横山町の山水はなももプラザで開かれた。県内外から約120人が集まり、対局の行方を見守った。

解説は佐藤紳哉七段(47)、聞き手は同市出身の宮宗紫野女流二段(37)が務めた。2人は玄人の思考と軽妙なトークを披露して会場を盛り上げた。

市内の40代女性は「対局を楽しみにしていた。古河の街も沸いているし、この場にいられるだけで感激」と満足げに話した。

会場の近くで飲食店を営む80代男性は「プロの解説を聞くと、藤井名人や永瀬九段のすごさがよく分かる。素人には考えも及ばない世界」と感嘆した。

ファンにとっては、勝負めしも関心事。2日目の昼食は藤井名人は「七福カレーうどん・麦とろセット」(和食処 麦とろ静)、永瀬九段は前日と同じ「勝利の紅白うな重」(古河の川魚料理を広める会)を頼んだ。

解説会の休憩時間には、藤井名人がこの日の午前のおやつに選んだ「しらたま」を提供する和菓子店はつせ(同市横山町)にファンが並ぶ姿が見られた。

徳島県から訪れた女性は「藤井名人の対局地には時間が許す限り、足を延ばしている。名人と同じおやつを食べるのも楽しみの一つ」と笑顔で語った。



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