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元気なシロワニ赤ちゃん 110センチに成長 大洗水族館で公開 茨城

展示中のシロワニの赤ちゃんと担当飼育員の徳永幸太郎さん=大洗町磯浜町
展示中のシロワニの赤ちゃんと担当飼育員の徳永幸太郎さん=大洗町磯浜町
お披露目されているシロワニの赤ちゃん=大洗町磯浜町
お披露目されているシロワニの赤ちゃん=大洗町磯浜町


茨城県大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で、3月に産まれた絶滅危惧種のサメの一種「シロワニ」の赤ちゃんがお披露目されている。誕生時の体重を模したぬいぐるみや、成長を記録した動画も展示され、すくすくと育っている経過をたどることができる。

シロワニの成魚は最大で全長約3メートルになる。公開中の赤ちゃんは全長約110センチ、体重7.4キロ。誕生時から10センチ、1キロほど成長した。目が丸くかわいらしい顔つきで、元気に泳ぎ回っている。

シロワニは胃に空気をためて浮力を保つが、今回の幼魚は生後すぐ、浮力が足りず沈む事態に陥った。飼育員が幼魚の口からチューブで空気を送ると、自力で浮かべるようになった。

担当の徳永幸太郎さん(47)は、2023年に同じ症状が出た幼魚の死が頭をよぎったとし、「『必ず生かす』とわらにもすがる思いだった」と振り返った。

東京都から家族で訪れた母の川辺陽子さん(87)と息子の高橋順士さん(61)は、ぬいぐるみを抱き「意外に重い」とびっくり。「すごくかわいい。成長が楽しみ」と笑顔で水槽をのぞいていた。



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