茨城県水戸市木葉下町の市森林公園ふれあい牧場で、今年2匹目となる両前足にハート形のような模様のある雄のヤギが生まれた。名前は「カイト君」。天気の良い日には来園者が牧場で触れ合うことができ、人気を集めている。

カイト君は4月14日に誕生した。両親は共に小型のヤギ「シバヤギ」で、母親は茶色と黒色で、父親は白色。ふれあい牧場では今年、これまでに計4匹のヤギの赤ちゃんが誕生したが、両前足に模様があるのは2月25日に誕生した「カレンちゃん」と「カイト君」だけ。

カイト君は現在、キャベツや干し草を食べながら成長し、元気いっぱいだ。約13年間、飼育を担当する吉原和子さんは「両前足に模様のあるヤギが2匹も生まれるのは、今年が初めて」と驚く。

間近で見ていた平向優香さん(4)、関茉花さん(5)、小沼さくらさん(4)は「模様はハートに見えた。かわいい」と話した。

来園者は月曜を除き、午前10時～午後3時に同牧場で触れ合うことができる。