人物や風景、動植物 個性光る250点 水戸で茨城県内プロ写真家展

茨城県内を拠点に活動するプロカメラマンでつくるIPA茨城写真家協会(石川典人会長)の合同展が10日、同県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で始まった。15日まで。来場者が持ち寄った写真の展示コーナーも設け、プロアマ問わない交流の場にもしたい考え。
1992年に始まった同展。会員13人と招待写真家2人が独自の視点で写した約250点が並ぶ。被写体は人物や風景、動植物など幅広く、展示方法もさまざまで写真家の個性が表れる。今回は初の試みとして、来場者が作品を持ち寄り、展示できるようにした。
茨城キリスト教高の写真部顧問、渡辺治教諭は生徒の計11作品を持ち込み、「生徒にとって刺激になる場」と語った。同会の及川隆史副会長は「良いと思った写真を自由に展示しに来てほしい」と話している。展示時間は午前9時~午後5時(最終日は同4時)まで。