アンチオーディナリー 破産手続き開始 負債約1億4000万円 茨城
帝国データバンクつくば支店は12日、美容室運営のAnti Ordinary(アンチオーディナリー、茨城県牛久市ひたち野西)が水戸地裁龍ケ崎支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は2日付。負債は約1億4000万円。
同社は2013年9月に設立。同市内で「village(ビレッジ)」の名称で美容室を運営していた。近隣住人を中心とした固定客を抱えており、23年8月期の年売上高は1700万円を計上していた。
だが、採算ラインには達しておらず、従業員の確保にも苦戦していた。業況改善の見通しが立たず、事業継続を断念。今年1月ごろに営業を停止した。