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市道の一部陥没、下水道管破損か 約120メートル通行止め 復旧めどたたず 茨城・土浦

市道の4メートル近い大きな陥没=土浦市西真鍋町(同市提供)
市道の4メートル近い大きな陥没=土浦市西真鍋町(同市提供)


茨城県土浦市は13日、同市西真鍋町の市道で道路の一部が陥没し、付近の道路約120メートル区間を通行止めにしていると発表した。市道の下に埋設されている下水道管が破損し、土砂が流入した可能性があるという。けが人はなかった。下水道管の設置は1981年で、老朽化が破損の原因とみられる。復旧完了のめどはたっていない。

市道路管理課によると、道路が陥没したのは12日午前8時50分ごろ。通行した車両の運転手の通報で判明した。市道の幅員4メートルのうち、陥没は幅3.4メートル、長さ3.9メートル、深さ2.5メートルに及んでいた。

市は近くのマンホールからカメラを差し込んで下水道管内を確認。13日までに、管が破損した可能性が高いと判断した。下水道管は内径60センチで、地面から深さ4.4メートルのところに埋設されているという。

市は12日、陥没した空洞部分に大型土のうを設置するなどの埋め戻し工事を実施。13日には陥没の拡大を防ぐため、鋼矢板を打ち込む工事を開始した。今後は鋼矢板の設置が終わり次第、現場を掘削。下水道管の破損箇所を特定するとともに復旧工事に取り掛かる方針。これまでのところ、上下水道への影響はないという。



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