茨城県土浦市産の花きの認知度向上を図り、15日の「父の日」などの贈り物に選んでもらうおうと、主に市内産のグラジオラスやアルストロメリアが同市役所などに展示されている。展示は17日まで。

花きの魅力をPRする事業「花の産地つちうらプロジェクト」の一環。グラジオラスは1990年に県銘柄産地に指定された。夏に見頃を迎え、白や赤、黄などさまざまな色の花を咲かせる。アルストロメリアは花びらに紫色の筋状の模様が入るのが特徴だ。91年に県銘柄推進産地に指定された。

花はまちかど蔵「大徳」(同市中央)とりんりんポート土浦(同市川口)にも展示。市内の花店などで購入できる。市農林水産課の担当者は「(二つの花が)市を代表する花だと知らない人もいる。花を紹介するパネルを読み、展示を楽しんでほしい」と話した。