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救助隊員、技術競う 24消防本部 筑西で茨城県大会

「ロープブリッジ救出」で競い合う隊員ら=筑西市直井
「ロープブリッジ救出」で競い合う隊員ら=筑西市直井


人命救助の技術を競う茨城県消防救助技術大会が14日、同県筑西市直井の筑西広域市町村圏事務組合消防本部で開かれた。県内24消防本部から選ばれた救助隊員354人が参加し、スピードや正確性など日頃の訓練の成果を披露した。

大会は52回目。隊員の救助技術向上の場として開催し、女性隊員も1人参加した。

大会競技は3種目。4人一組で建物間に張られた約20メートルのロープを渡る「ロープブリッジ救出」では、ロープと金具が確実につながれているかなどの安全性や早さを競った。隊員たちはスタート時の勢いを落とさないよう、力強くロープをたぐり寄せ渡っていた。

このほか、5人が一組となり、壁やはしごなど五つの障害を乗り越える「障害突破」、要救助者を塔の上まで運ぶ「引揚救助」も行われた。ロープブリッジ救出で1位となった茨城西南Aの諏訪大貴さん(33)は「各隊員が自分のやるべきことを全うできた。災害現場でも、日頃の訓練を生かし地域に貢献したい」と話した。

各種目の上位チームは、7月18日に神奈川県内で行われる「第53回消防救助技術関東地区指導会」に茨城県代表として出場する。



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