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160年前に製造 「いにしえのピアノ」演奏体験 茨城・水戸

「いにしえのピアノ」を演奏する久保木さち子さん=水戸市緑町
「いにしえのピアノ」を演奏する久保木さち子さん=水戸市緑町


製造から160年となる「いにしえのピアノ」の演奏体験が15日、茨城県水戸市緑町の県立歴史館敷地にある旧水海道小学校本館で開かれた。参加者は、歴史ある華やかな音色や弾き心地を楽しんだ。

米国スタンウェイ&サンズ社が慶応元(1865)年に製造したグランドピアノ。71年に米国から横浜に輸入され、1932年に水海道小(現同県常総市)が購入した。修理の際、内部の製造番号から、日本国内にある同社製ピアノの中で最も古いと判明。75年に同館に寄贈された。

年1~2回、演奏体験会を開催。この日は小学生から大人までの計15人が各約10分間の演奏を楽しんだ。同県東海村のパート従業員、久保木さち子さん(43)は洋楽や邦楽3曲を演奏。「低音が響き、重厚感のある音色。歴史あるピアノに触れられる貴重な体験ができた」と笑顔を見せた。



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