SNS型投資詐欺 古河の中国人女性1130万円被害 茨城

茨城県警古河署は17日、中国籍で同県古河市、無職、女性(56)が中国人男性を名乗る者らに現金1130万円をだまし取られたと発表した。同署はSNS型投資詐欺とみて捜査している。
同署によると、3月25日、女性の携帯電話に中国人男性を名乗る者から「今度日本に行くから通訳をしてほしい」と連絡があった。承諾し、メッセージアプリでやり取りしたところ、「私は金で利益を得ている」「一緒にやれば必ずもうかる」などと投資を勧められ、指示に従って取引所アプリをダウンロードした。
さらに、カスタマーセンター職員から同アプリ内で指定口座を伝えられ、女性は4月24日、2回にわたって現金計330万円を振り込んだ。その後も中国人男性を名乗る者から増資を促され、同25~28日の間、5回にわたり現金計800万円を振り込んだ。