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「サイバニクス」連携 サイバーダイン 台湾大・筑波大と締結 茨城

サイバーダインの山海嘉之社長(左から3人目)と筑波大と台湾大の関係者=つくば市学園南
サイバーダインの山海嘉之社長(左から3人目)と筑波大と台湾大の関係者=つくば市学園南


ロボットスーツ「HAL」を製造販売するサイバーダイン(茨城県つくば市、山海嘉之社長)は、国立台湾大、筑波大と国際連携に関する基本合意書を結んだ。日台で連携し、ロボット工学や脳・神経科学などさまざまな学術領域を複合させた「サイバニクス技術」を活用、医療や健康サービスの向上を目指す。記念セレモニーが17日、同市学園南の同社で開かれた。

国立台湾大は1928年設立の総合大学。医療や人工知能(AI)、ロボット工学分野での研究に力を入れている。

同社は3月にも台湾の研究機関や私立大と戦略的パートナーシップを締結。HALを用いた治療や、健康データを収集・解析する超小型バイタルセンサー「Cyvis(サイビス)」などの台湾での社会実装を目指している。今回の台湾大との連携は現地での基盤をより強固にするのが狙い。研究協力や教育プログラムの構築などを通じ、サイバニクス分野の専門人材育成を図る。

セレモニーには、台湾大や筑波大の関係者などが参加した。山海社長が同社の理念や製品などについて紹介。その後、記念写真撮影が行われた。

山海社長は「日本の科学技術で貢献しつつ、新たな取り組みを進めていきたい。枠組みを超えて最先端の人材育成をやっていきたい」と話した。



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