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上曽トンネル9月27日開通 石岡-桜川 茨城県内最長3.538キロ

上曽トンネルの位置
上曽トンネルの位置
工事が進められてきた上曽トンネル=2022年7月、桜川市真壁町山尾
工事が進められてきた上曽トンネル=2022年7月、桜川市真壁町山尾


茨城県石岡、桜川両市は17日、石岡市上曽(うわそ)と桜川市真壁町山尾を結ぶ上曽トンネルが9月27日に開通すると発表した。交通の難所となる峠道に代わり、両市間のアクセス向上を図る狙いで整備してきた。トンネルの長さは3.538キロ(石岡市1.939キロ、桜川市1.599キロ)で県内で最長となる。

両市によると、上曽トンネルは県が1990年に調査に着手。用地買収の遅れなどで事業は中断したものの、両市が県の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の指定を受けた上で、2018年に再開した。両市の総事業費は145億円で、国の補助金や合併特例債などを財源に充てた。

両市をつなぐ上曽峠は道幅が狭く、カーブが続くなど交通の難所とされてきた。上曽トンネルは片側1車線で、取り付け道路を含めた総延長は5.58キロ(石岡市2.95キロ、桜川市2.63キロ)。推計交通量は30年に1日6100台を見込む。

9月27日は午後3時に供用開始する。これに先立ち、石岡市側のトンネル入り口で関係者によるテープカットや交通安全祈願を行う。通り初めを行った後、桜川市真壁福祉センターで式典も開く。



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