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小中校全体育館に冷暖房 避難所対策も 北茨城市 

北茨城市役所=同市磯原町磯原
北茨城市役所=同市磯原町磯原


茨城県北茨城市は市立全小中学校の体育館と二つの運動施設を対象に冷暖房設備を設置する。いずれも空調設備がなく、熱中症対策などを目的に導入。災害時は避難場所として快適な環境を提供しつつ、普段は学校の授業やイベントでも活用し教育・運動環境の改善も同時に進める。

全国的に大規模災害が頻発する中、猛暑などにより被災者の体調悪化が懸念されることから、市は6月議会で成立した一般会計補正予算に設置費を計上した。

整備対象は指定避難所になっている市立小中14カ所と市民体育館、今後避難所に指定する方針というドーム型の多目的屋内施設「あゆみドーム」の2施設。可搬式の冷風機39台、ジェットヒーター28台を導入する計画だ。事業費は計5891万円で、費用の半分に国の交付金を充てる。

市教委によると、設備は9月までに順次導入する予定。担当者は「(避難所の暑さ寒さ)対策は注目され、重要性が増している。暑さで参ってしまう環境を改善できれば」と話した。



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