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現代日本画の精鋭集結 院展茨城五浦展21日開幕 60点、那波多目さんや倉島さん 北茨城

那波多目功一さんの「夕映の松」(左)をはじめ、大作の日本画が並ぶ「再興第109回院展茨城五浦展」=北茨城市大津町
那波多目功一さんの「夕映の松」(左)をはじめ、大作の日本画が並ぶ「再興第109回院展茨城五浦展」=北茨城市大津町


日本美術院の「再興第109回院展茨城五浦展」が21日、茨城県北茨城市大津町の県天心記念五浦美術館で開幕する。現代日本画の精鋭が集う「院展」の巡回展として隔年で開催。昨秋開かれた第109回院展(東京・上野)の出品作から、同人や受賞作家、茨城県ゆかりの作家を含む60点を紹介する。20日、同館で関係者を集めてセレモニーと内覧が行われた。

同院は1898(明治31)年、岡倉天心(覚三)らを中心に創立され、1906年に同院の研究所が東京谷中から茨城県・五浦に移された。天心没後の14年、横山大観らにより再興され、日本画壇の一翼を担ってきた。

今展では、代表理事の那波多目功一さん(ひたちなか市出身、東京都)が故郷の公園の松を描いた「夕映の松」をはじめ、監事の倉島重友さん(龍ケ崎市)の「月明かり」などが並ぶ。

このほか同人の國司華子さん(かすみがうら市)や山本浩之さん(牛久市)らの作品をはじめ、奨励賞を受賞した水見剛さん(つくば市)、若手で注目される中村瞭佑さん(取手市)まで、茨城県ゆかりの院展作家の作品を一堂に紹介。第30回天心記念茨城賞に輝いた山浦めぐみさん(広島県)の「A sight -45-」も展示する。

セレモニーには、茨城県や北茨城市、同院などの関係者約60人が出席。倉島さんが、同院の創立から再興院展が始まるまでの経緯を説明し、「109回展最終の地方展が五浦で開催できてありがたい。これからも院展がにぎやかに続くよう、よろしくお願いします」と呼びかけた。この後、テープカットに続き、展示作品を内覧した。

会期は7月21日まで。問い合わせは同館(電)0293(46)5311。



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