ロマンス詐欺 取手の40歳女性、暗号資産1290万円相当被害 茨城

茨城県警取手署は23日、同県取手市、会社員、女性(40)がマッチングアプリで知り合った日本人男性を名乗る人物に暗号資産計1290万円相当をだまし取られたと発表した。同署はSNS型ロマンス詐欺とみて調べている。
同署によると、女性は4月6日、同アプリで日本人男性を名乗る人物と知り合い、LINE(ライン)でやり取りするうちに好意を抱いた。「投資でも消費でもない簡単な貯蓄」などと暗号資産の投資を勧められ、暗号資産取引関連のアプリをダウンロードした。
同16日、暗号資産「イーサリアム」10万円分を購入し、指定されたアカウントに送った。サイト上で利益が出ているように表示されたため、5月7日から同22日までの間、6回にわたり暗号資産計970万円分を購入し送信。その後、残高を引き出そうとしたところ「手数料が必要」などと言われ、同23、28日の2回にわたり指定アカウントに暗号資産計310万円分を送った。