参院選備え4600人体制 茨城県警が違反取締本部

7月3日公示、20日投開票が見込まれる参院選に向け、茨城県警は23日、選挙違反取締本部を県警本部と県内全27署に設置した。4600人体制で捜査に当たり、選挙違反に目を光らせる。
県警捜査2課によると、22日時点で参院選関連の警告などはない。2022年にあった前回の参院選では、ポスターや看板を違法に掲示する文書掲示など41件について警告した。
同課の山口季之代理は「不偏不党、厳正公平な立場を堅持し、悪質な選挙違反に重点を置いた違反取り締まりを実施していく」とした。また、前回の期間中に街頭演説していた安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件などを受け、「街頭演説の会場などで悪質な自由妨害に対しても適切に対応していく」とした。