守谷・環境センター火災 リチウム電池混入か 28年に復旧、負担25億円 茨城
茨城県守谷市野木崎のごみ処理施設「常総環境センター」で昨年12月にあった火災で施設について、運営する常総地方広域市町村圏事務組合は27日までに、復旧は2028年1月ごろで、工事費の負担額は約25億円になると示した。
同県の常総、取手、守谷、つくばみらい4市で構成する同組合が議会全員協議会で明らかにした。
火災は昨年12月9日に発生。資源化施設で不燃ごみを処理中に破砕物から出火して全損、運転を停止している。現在も不燃ごみを民間業者に委託して外部搬出している。復旧工事費は約45億円で、保険適用分を除いた負担額が約25億円とした。
また火災事故報告書では原因を不明とするが、燃え方や同様のケースがあったことを踏まえ、リチウムイオン電池などの混入で発火したと推察した。