龍ケ崎でセアカゴケグモ 雌6匹確認 茨城

茨城県龍ケ崎市は27日、同市若柴町地内で特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」の雌6匹を発見したと発表した。雌は毒を持ち、誤って触れると人をかむ恐れがある。これまでのところ、かまれた人や健康被害を訴えている人はいない。市は公式ホームページで周知するとともに、現場付近の小中学校などに対して注意喚起を図る。
市生活環境課によると、同日午後4時45分ごろ、「セアカゴケグモを殺虫剤で殺した」と市に連絡があった。現場付近で他の個体は確認されなかったが、卵のようなものも数個見つかり、市で回収した。同市内では昨年9月にも雌の個体が確認されている。