古墳や施設巡る スタンプラリー 水戸・常陽史料館 茨城県内11カ所、8月30日まで


茨城県水戸市備前町の常陽史料館は、開催中の企画展「はにわ-深い眠りからさめた埴輪(はにわ)たち-」に合わせ、古墳や埴輪に関連した県内の施設を巡るスタンプラリーを実施している。期間は会期と同じ8月30日まで。
同館や県立歴史館(同市緑町)、ひたちなか市埋蔵文化財調査センター(ひたちなか市中根)など対象11施設のうち、5カ所以上を訪れ、専用の台紙にスタンプを押すと8枚組のポストカードがもらえる。
ポストカードにはそれぞれ、県内の古墳を擬人化したキャラクターが描かれている。「古墳にコーフン協会」茨城支部長を務めるヨスミナミさんの作品で、企画展でも展示コーナーを設けている。元々いた虎塚古墳(ひたちなか市中根)の「虎塚ちゃん」に加え、富士見塚古墳(かすみがうら市柏崎)や三昧塚(さんまいづか)古墳(行方市沖洲)などのキャラクターを新たに書き下ろした。
常陽史料館学芸員、大曽根麻希子さん(54)は「県内に多くの古墳があることを知り、親子で歴史に親しむ機会になれば」と話している。
記念品の受け渡し場所は同館のみ。問い合わせは同館(電)029(228)1781。