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江戸崎かぼちゃに行列 旬求め県外からも 茨城・稲敷

江戸崎かぼちゃを買い求める人たち=稲敷市中山
江戸崎かぼちゃを買い求める人たち=稲敷市中山


茨城県稲敷市中山のJA稲敷新利根直売所で6月28日、江戸崎かぼちゃフェアが開かれた。テントの特設売り場に取れたてのカボチャが積み上げられ、朝9時の開始から多くの人が行列を作ってにぎわった。

同JAによると、フェアは毎年6月の第4土曜日に開かれる。出荷の最盛期を迎えて価格が落ち着く時期で、旬の味覚を求めて県外からも多くのファンが来場するという。今年は約160箱が入荷し、午後3時には完売した。

同県阿見町産のスイカなど近隣地域の農産物も販売された。トウモロコシも人気が高く、特設売り場のテントに行列ができた。「常陸牛」「ローズポーク」を使ったメンチカツなども人気を集めた。同県龍ケ崎市のパン屋「もみの木」は、江戸崎かぼちゃを使ったピザやサンドイッチ、シュークリームなどを提供した。

神奈川県横浜市から来たという鈴木菜摘さん(35)は「夫が茨城の稲敷市出身。出産祝いで江戸崎かぼちゃをもらって、あまりのおいしさに感動した。近所ではなかなか見ないので、朝7時に家を出てきた。近所にも配ろうと奮発して箱で買った」と笑顔で語った。

店長の加藤洋子さん(43)は「昨年は入荷が110箱ほどだった。今年は日程もよく、たくさん入荷し、売れ行きは好調」と話した。



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