京成百貨店にスタバ 3日開店 茨城・水戸 市内最大、初の個室も

コーヒーチェーンを展開するスターバックスコーヒージャパン(東京)は、京成百貨店(茨城水戸市泉町)地下1階に3日、「スターバックスコーヒー水戸京成百貨店」を新規開店する。同市内最大の店舗で、市内店舗初となる個室スペースを設けた。
店舗面積は241平方メートルで、自宅リビングのようなゆとりの空間が特徴。床は石畳調のタイルが敷かれるほか、創業の地・米ワシントン州シアトルの港やコーヒーの栽培風景など大小27のアートが店内を彩る。歴史や文化を感じられる内装となっている。
席数は75席でソファー席が主。同市内の店舗で初となる個室スペースは最大10人で利用できる。気軽に飲食を楽しんでもらうためのハイテーブルのほか、同百貨店で購入した商品の飲食ができるテラス席もある。 2日に開いた内覧会で同店の小磯恵奈ストアマネージャー(34)は「幸せな時間を届け、多世代が安心して過ごせる場所をつくりたい」と抱負を語った。
スターバックスの県内出店は、2001年の同県取手市を皮切りに同店を含め43店舗目。水戸市内では8店舗となる。営業時間は午前8時~午後9時。店休日は京成百貨店の休館日と同じ。