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常陸太田市、帯状疱疹接種を無償化 茨城県内初 高齢者対象、10月から

常陸太田市役所=同市金井町
常陸太田市役所=同市金井町


茨城県常陸太田市は4日、高齢者を対象とする帯状疱疹(ほうしん)ワクチン接種費用を無償化すると発表した。4月から市独自に費用の2分の1を補助してきたが、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して10月から無償化に移行する。市によると、全額無償化は県内自治体で初めて。

帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスの再活動により発症し、帯状に現れ痛みを伴う水疱が出る症状を伴う。

無償化の対象期間は4月1日から来年3月31日の接種分。自己負担なしで接種できるのは10月1日接種からで、同日前の接種者には費用を返還する。対象者は、本年度に65、70、75、80、85、90、100歳になる高齢者か、接種日に60~65歳未満でヒト免疫不全ウイルス(HIV)による機能障害がある人。

市は当初、4月からの2分の1補助で対象者の約20%の接種を見込んでいたが、無償化により40%に当たる約1800人の接種に上方修正した。市によると、4~5月で生ワクチン、不活化ワクチンを合わせて225人が接種している。



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