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児童70人、完登挑む Sクライミング大会 3部門 声援受け、楽しく壁攻略 茨城・鉾田

完登を目指して人工壁に挑戦する参加者ら=鉾田市徳宿
完登を目指して人工壁に挑戦する参加者ら=鉾田市徳宿


スポーツクライミングの「第4回鉾田市長杯とくしゅくの杜メロンカップ」が5日、茨城県鉾田市徳宿の市生涯学習館「とくしゅくの杜」のスポーツクライミングセンターで開かれた。県内から集まった小学生約70人が完登を目指し、人工壁の攻略に挑んだ。市、市教育委員会主催。

同大会は、同市が2019年茨城国体で同競技の会場になったことをきっかけに始まった。スポーツクライミングを楽しんでほしいということを目的としており、皆が楽しめる雰囲気づくりを意識している。今回は小学低学年から高学年までの3部門で開催。高さ5メートルのボルダリング壁で12課題の完登回数を競うボルダーと、同11.7メートルのリード壁で最高到達地点を競うトップロープの2種目があり、総合順位を競った。

選手たちは友人や保護者らからの声援を受けながら、楽しそうに壁の攻略に挑戦。完登を達成した選手には、拍手が送られていた。各部門の上位3人が表彰され、同市特産のメロンなどが贈られた。

中学年の部のボルダーで課題全てを完登し、優勝した同県龍ケ崎市立八原小4年の湯原良那(らな)さん(10)は「メロンカップに参加するのは今回で3回目。簡単な課題でも完登できた時は、うれしくてガッツポーズを取った」と笑顔で話した。

鉾田市教委の安原優教育長は「年々、競技に対する意識が高まっているように感じる。今後も子どもたちがスポーツクライミングに取り組み、世界で活躍できるような選手が育つことを願っている」と話した。

結果は次の通り。(敬称略)

▽小学生低学年の部
①上野なお(八原小)
②川又颯真(三笠小)
③熊谷剛(同)

▽同中学年の部
①湯原良那(八原小)
②上野潤(同)
③結城心晴(寿小)

▽同高学年の部
①山下夏歩(中丸小)
②畑崎衣柊(郷州小)
③小松崎乃愛(大洋小)



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