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半年の汚れ、霞ケ浦へ 土浦で「形代流し」 無病息災願う 茨城

形代の灰を包んだヨシの束を湖面に流す地区の代表者=土浦市沖の霞ケ浦
形代の灰を包んだヨシの束を湖面に流す地区の代表者=土浦市沖の霞ケ浦


半年分の汚れを移した人形(ひとがた)の灰を霞ケ浦に流す「形代(かたしろ)流し」の神事が7日、茨城県土浦市の霞ケ浦湖上で行われた。県神社庁新治支部と新治地区神社総代会が共催し、今年で39回目。

6月末に行われた夏越大祓(なごしのおおはらえ)神事で参拝者が納めた形代をたき上げ、代表者らが水に流した。同市のほか、同県石岡市、同県かすみがうら市、同県小美玉市の神社から、神職と総代会の代表ら約100人が出席した。

最初に土浦市内のホテルで大祓式と氏子の安全祈願祭が行われ、斎主を務める八坂神社(土浦市真鍋)の鈴木健一宮司(68)が祝詞を読み上げた。その後、土浦港から船で湖に出て、7人の代表者が無病息災を祈りながらヨシで包んだ形代の灰を投げ入れた。

鈴木宮司は「疫病がはやりがちな暑い季節だが、氏子らが無事に過ごせるよう祈った」と話した。



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