地域医療充実へ連携 神栖市 鹿島FC、メルカリと協定 茨城
茨城県神栖市は10日、IT企業メルカリと鹿島アントラーズFCとの間で「地方創生事業に関する包括連携協定」を締結した。3者が持つ資源やネットワーク、デジタル技術を活用し、地域活性化を加速させるのが狙い。協定に基づき、鹿島FCが看護学生を対象とする特別授業を行うなど、市の医療課題解決のための取り組みを始める。
取り組みは地域医療充実などを目的とする「神栖市若手医師きらっせプロジェクト」の特別プログラムとして実施。白十字看護専門学校(同市賀)の学生を対象にアカデミーコーチなどが講話を行うほか、学生がスタジアム来場者に熱中症予防を呼びかけるボランティア活動も計画している。
市の産業医研修会では鹿島FCが実地研修を受け入れる。プロスポーツの現場や選手の健康管理の実情を学ぶことが狙いだ。
締結式が同日、同県鹿嶋市神向寺のメルカリスタジアムで開かれた。神栖市の石田進市長は「さまざまな医療人材に来てほしい。ほかの分野でも3者で知恵を出し合って連携したい」と期待を込めた。メルカリ会長兼鹿島FC社長の小泉文明氏は「ホームタウンが元気でないとクラブも元気になれない。課題解決に貢献できればいい」と意欲を示した。
メルカリと鹿島FCは2020年に鹿嶋市、21年に同県行方市と、それぞれ地域課題解決に向けた包括連携協定を締結している。










