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道の駅候補、池田地区に つくば市、基本構想策定へ 茨城

つくば市池田の道の駅候補地
つくば市池田の道の駅候補地


茨城県つくば市内2カ所を候補地として、道の駅の整備を検討してきた市は11日、市民アンケートの結果などを踏まえ、候補地を市北部の池田地区に決めたと発表した。同地区は雄大な筑波山を間近に望める場所でもある。市は12月に市民や学識経験者で組織する検討委員会を立ち上げ、基本構想の策定に入る。

市は昨年度、道の駅の立地の可能性を探る「ポテンシャル診断」を実施。候補地4カ所の中から、高評価だった池田地区と市中心部の上原・松野木地区を選び、検討を進めていた。

市によると、アンケートはこの2地区周辺の住民を対象に6月に実施。候補地になることについて、池田地区(回答者2168人)は賛成82%、反対5%、どちらとも言えない13%だったのに対し、上原・松野木地区(同2305人)は賛成37%、反対52%、どちらとも言えない11%で、反対が賛成を上回った。

アンケート以外でも上原・松野木地区の住民からは建設に反対する署名が出され、こうした状況も踏まえ、市は候補地を池田地区にすることを決めた。

池田地区は国道125号と県道14号の交差点に位置し、将来はバイパス開通も予定される。診断では「十分な観光需要を取り込める」「地元の商圏からも十分に需要が獲得できる」として整備を推奨されていた。経済効果は1年当たり約23億円、5年累積で約115億2000万円と予測している。



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