閉鎖中の海水プール「姥の懐」 水抜き調査、参加者募集 26日、ひたちなか 茨城
茨城県ひたちなか市に「昭和」からある天然の海水プールで、コロナ禍以降、閉鎖されている「姥(うば)の懐(ふところ)マリンプール」(同市殿山町)。その中が今、どうなっているのかを水を抜いて調べる。そんなイベントが26日、開かれる。魚など生き物がいるか、何かお宝が入っていないかを調査し、清掃もする。主催団体が「小学生の夏休みの自由研究にもなる」とアピールし、参加者を募っている。
「姥の懐マリンプールの水を抜く調査隊」と名付けたイベントで、ひたちなかイベント実行委員会(川嶋啓太委員長)が主催し、プールの管理者である市が後援する。「水の中にひそむ生物を捜索&大調査」と「汚れている原因を緊急調査&大掃除」という二つのミッションを設けている。
同プールは、潮の干満を利用し、自然にたまった海水のプールだった。「姥の懐」の呼称の由来は、かつて、江戸時代に、この地に大きな奇岩が垂れ下がり、その下に洞穴があったことに由来するという。塩湯治場だったり、イワシの生け簀(す)があったりなど幾多の変遷を経て、1960年代にコンクリートで囲われたプールになった。周りにシャワー室やトイレも整備され、利用されていたが、2011年の東日本大震災後、利用が減り、コロナ禍を機に閉鎖され、そのままになっている。
イベントは、LPガス事業などを手がける市内企業のNEXT・カワシマ(同市津田)の社長、川嶋委員長(36)が「使われていない所をどう使うか。地元の人が地元を知る。そんな発想で、以前からやってみたかった」と考えたのがきっかけ。管理者の市の了解を取り付けた。
募集人数は200人程度を想定。専用ホームページの申し込みフォームから事前予約を受け付けている。午前8時半、現地集合。水中調査(午前9時から)、ごみ調査・掃除(同10時から)の順に行い、正午で終了する。生き物の種類について、県大洗水族館の飼育員から教えてもらえるようにする。
参加者は、見つけた生き物や掃除の様子を写真撮影し、専用フォームに送信。それらを活用し、主催者側で調査報告書を作成し、後日公開し、情報を共有できるようにする。
参加費300円(未就学児無料)で当日、会場で現金で支払う。予約優先だが、当日参加も可能。イベントの内容や参加方法の問い合わせは同実行委(NEXT・カワシマ内)(電)029(273)8751。










