筑西の魅力、地図に 茨城県立下館一高生 見どころ英語で紹介

茨城県筑西市の魅力を広く発信しようと、県立下館一高の生徒が見どころマップの作成に取り組んでいる。名所を含む「地域の魅力」を英語で紹介する内容で、市や観光ボランティアガイドの協力を得て情報収集している。9月に同校で関係者を集めて披露する。
同校によるとマップ作りは課外学習の一環。地域活性化を目的に生徒有志を募り、1年生16人が参加する。
生徒たちは5日、ちくせい観光ボランティアガイド協会や市商工観光課とフィールドワークを行い、羽黒神社や下館城跡、廣澤美術館などを巡った。真岡鉄道真岡線の折本駅では国鉄時代の趣が残る駅舎を見学し、観光列車「SLもおか」を撮影した。
国府田陽愛さん(15)は「筑西に住んでいても知らないことがいっぱいあると分かった。筑西にある良いものを海外に伝えられるマップを作っていきたい」と話した。