参院選期日前投票で二重交付 利根町選管 混雑で職員ミス 茨城

茨城県利根町選挙管理委員会は17日、参院選の期日前投票で、投票を済ませた有権者男性1人に茨城選挙区と比例代表の投票用紙を誤って二重交付したと発表した。票を特定できないため、有効票として扱う見込み。
同町は、役場(同町布川)で20日投開票の参院選と町長選、町議補選の期日前投票を実施。町長選と町議補選は15日に告示し、16日から期日前投票を始めた。
町選管によると、16日午後1時半ごろ、7日に参院選の期日前投票を済ませた男性が町長選と町議補選の期日前投票所に来場。既に参院選の投票を済ませた男性に対し再び投票用紙を交付し、男性は投票した。
町は期日前投票システムで受け付け、名簿対照を行っている。投票を済ませた有権者には投票済の表示が出るが、投票所が混雑し、投票事務に不慣れな職員が対応していたため、表示を見落としたという。