全国高校サッカー選手権茨城県大会 組み合わせ決まる 鹿島学園、明秀日立が軸


9月開幕のサッカーの第104回全国高校選手権茨城県大会の組み合わせ抽選会が17日、同県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で行われ、別表の通り決まった。大会には四つの合同チームを含む77チーム(91校)が出場。12月の全国選手権(東京・国立競技場ほか)への出場権を懸けて戦う。
シードは、県高校総体とU-18(18歳以下)県リーグ前半戦の成績から選出。県総体王者の鹿島学園は4回戦からの登場で、他のシードは3回戦が初戦となる。
優勝争いは、近年の県主要大会を交互に制している鹿島学園と明秀日立を軸に展開しそう。前回決勝は明秀日立が2-0で勝ち、今年6月の県総体決勝は鹿島学園が2-1で逆転勝ちした。
11度の選手権出場を誇る鹿島学園のDF斉藤空人主将(3年)は「ここ数年、選手権に行けていない悔しさをぶつける」と闘志。3連覇を狙う明秀日立のDF庄司泰蔵部長(同)は「県新人大会から思うような結果が出ていないので、あるべき地位に戻れるよう頑張る」と意気込んだ。
両校に続くのは、県総体4強の水戸啓明と東洋大牛久か。水戸啓明のMF馬場惺也主将(同)は「個ではなくチームで戦い選手権に出る」と意欲。前回4強だった東洋大牛久のMF大沼輝生主将(同)は「昨年の悔しさを知る選手が多い。一つずつ勝って全国に行く」と力を込めた。
関東大会準優勝の第一学院、県リーグ1部で3位の牛久栄進、県内主要大会上位常連の霞ケ浦と古河一も侮れない存在だ。
1回戦から4回戦は9月中旬から10月中旬までに消化し、準々決勝は同25日、準決勝は11月2日に実施。決勝は同9日、メルカリスタジアム(カシマスタジアム)で行われる。
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