女子バレー選手 ハンドサインで事故防止啓発 茨城県警ひたちなか署

交通事故を減らそうと、茨城県警ひたちなか署は17日、同県ひたちなか市東石川の市道などで、バレーボールSVリーグ女子のAstemoリヴァーレ茨城の選手らと連携し「ハンドサイン」の啓発を行った。ひたちなか地区防犯協会など約25人が参加し、歩行者やドライバーに呼びかけた。
ハンドサインは挙手やアイコンタクトを通してドライバーに横断意思を伝える動きのこと。選手らは信号のない横断歩道で、通勤や通学中の歩行者とともに手を上げて横断したほか、啓発用のチラシと反射材を配布した。
梶山志信署長は開会式で「手を上げての横断を習慣にすることが大事。譲り合いの気持ちで事故を防いで」とあいさつ。佐藤黎香選手(24)は「小学生の頃、手を上げて渡ることを教わり、今では運転手にお辞儀をするまでが癖になっている。意思表示が大事」と語った。