東京パーツ商会 破産手続き開始 負債6800万円 茨城
東京商工リサーチつくば支店は18日、バイクのカスタムパーツ販売・修理の東京パーツ商会(茨城県龍ケ崎市大徳町)が、水戸地裁龍ケ崎支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は7日付。負債は約6800万円。
同社は1967年、東京都台東区で設立。2009年に同市へ移転した。バイク用オリジナルパーツ製作や中古カスタム車販売などを幅広く展開。愛好家の間では全国的に高い知名度があり、海外輸出も手掛ける専門店として地盤を固めた。近年の年売上高は4000万円前後で推移し、採算も確保していた。
だが、過去の赤字を解消できない状況が続き、代表者の右腕だった従業員の退職で業務は停滞。代表者の体調不良も重なり事業継続を断念した。