夏休みスタート 茨城県内学校で終業式 「宿題頑張る」

茨城県内の多くの学校で18日、夏休み前最後の授業日を迎えた。学校では終業式が開かれ、児童たちは教員から夏休みの過ごし方の注意点を聞いた後、学習の課題を受け取った。
那珂市東木倉の市立五台小では午前中、夏休みのしおりや宿題が配布された。5年生のクラスでは担任教諭から宿題を受け取った児童が「頑張ります」と抱負を語った。
熱中症対策のため、終業式は午後にオンラインで実施。臼井英成校長は交通・水難事故、熱中症などへの注意を呼びかけた上で、「9月1日にまた皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています」とあいさつした。
生活指導担当から、インターネットや会員制交流サイト(SNS)の扱いに注意が呼びかけられた。5年の田口心晴さん(11)は「家族との思い出づくりやそろばんを頑張りたい」と語った。
県教育委員会によると、この日に夏休み前最後の授業日を迎えたのは小学校・義務教育学校419校、中学校189校、中等教育学校・高校40校、特別支援学校25校だった。