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《2025参院選》期日前投票54万4173人 14万人増、22.87% 茨城県選管まとめ

期日前投票(資料)
期日前投票(資料)


茨城県選挙管理委員会は19日、参院選投開票日2日前となる18日時点の期日前投票状況を発表した。投票率は22.87%で、前回2022年参院選の同期よりも6.25ポイント高かった。投票者数は54万4173人で、前回同期に比べて14万1920人増えた。県選管は、商業施設に設置される投票所が増えて利便性が向上したことなどが要因としている。

今回参院選の期日前投票の状況は、投開票日の2週間前が2.53%(前回同期比0.03ポイント増)、1週間前が11.54%(同3.29ポイント増)。2日前も含め、いずれも前回同期より投票の期間が1日短いが、投票率、投票者数とも増えた。

18日時点の選挙人名簿登録者数は237万9570人で、前回同期より4万68人減った。

市町村別の期日前投票率は、常陸太田市の29.31%が最高。次いで大子町28.62%、常陸大宮市27.49%、鉾田市26.00%、美浦村25.93%の順だった。一方、最低は河内町の15.29%で、神栖市17.47%、境町18.29%、阿見町19.62%、古河市19.66%。

期日前投票率の上昇に関し、県選管は選挙のたびに期日前投票が浸透していることのほか、県と市町村の各選管が連携して県民に広く投票を呼びかけた「統一啓発デー」の6年ぶり開催や、交流サイト(SNS)での情報発信などが一因と分析している。

県選管は、投票率アップに期待した上で、20日の投票日について「有権者には貴重な1票を行使してほしい」と呼びかけている。

前回参院選の最終的な県内投票率は、2回連続で50%を割り、47.22%。都道府県別は43位だった。



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