第107回全国高校野球茨城大会 20日から4回戦 8強へ熱闘期待

第107回全国高校野球選手権茨城大会第11、12日は20、21の両日、ノーブルホーム水戸などで4回戦計8試合が行われ、8強が決まる。ここまで、Aシードの境が3回戦でサヨナラ負けを喫するなどの波乱もあり、聖地への切符を懸けた熱闘はより激しさを増している。4回戦も好カードがめじろ押しだ。
16強の顔触れは、水戸地区6校、県南地区4校、県北地区、県西地区はそれぞれ3校ずつ。
4回戦の注目は、前回覇者の霞ケ浦と鹿島学園の対決だ。昨夏は霞ケ浦が準々決勝で同カードを制しているだけに、鹿島学園は雪辱に燃えている。3回戦では霞ケ浦の市村が無安打無得点試合を達成。鹿島学園の東原も完封勝ちを収めており、好投手の投げ合いに期待だ。
藤代-常磐大高も面白い一戦となりそう。両校ともバッテリーを軸に守りが堅く、接戦が予想される。3回戦で境にサヨナラ勝利し、史上初の8強入りに向けて勢いに乗る岩瀬日大は、地力が高い日立商と激突する。
このほか、守谷、緑岡の公立勢、常総学院、つくば秀英のAシード勢の戦いからも目が離せない。
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