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参院選比例代表 「地方の声届ける」 維新・石井めぐみ氏(前取手市議)が初当選 茨城

当選確実となり、陣営スタッフから花束を受け取る石井めぐみ氏=21日午前6時40分ごろ、取手市片町
当選確実となり、陣営スタッフから花束を受け取る石井めぐみ氏=21日午前6時40分ごろ、取手市片町


参院選の比例代表で維新の石井めぐみ氏(46)=茨城県取手市=が初当選した。同市片町の事務所では一夜明けても陣営関係者約20人が残り、情勢を見守った。21日午前6時半ごろ、当選確実の情報が伝わると、疲れた表情のスタッフからも拍手と歓声が沸いた。

石井氏は取材に対し「厳しい選挙戦を覚悟し、どぶ板に徹した」と強調した。党勢が低迷する中、選挙前から北海道から沖縄まで全国を回り、顔見せに徹した。超党派の若手地方議員の全国組織の会長を担ったキャリアを生かし、選挙戦は有志議員の応援を受けた。茨城県はじめ大阪、九州を重点区に「投票用紙2枚目は石井めぐみ」と呼びかけ。得票数は6万を超え、党内2位に付けた。

同市議5期を務め、出産と子育ても経験した。政策では「負担増で若い人は働いても苦しい状態。社会保険料を引き下げたい」と意欲を見せる。元介護職でもあり、人材不足問題にも取り組む姿勢だ。石井氏は支持者を前に「地方自治に国の予算をもっと付ける。地方の声をしっかり上げたい」と約束した。



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