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シラウオ水揚げ トロール漁解禁 霞ケ浦と北浦 「量まずまず」 茨城

上がったばかりのシラウオを見る皆藤勝さん。すぐに船上で氷締めにした=21日午前5時20分、霞ケ浦
上がったばかりのシラウオを見る皆藤勝さん。すぐに船上で氷締めにした=21日午前5時20分、霞ケ浦


茨城県の霞ケ浦と北浦でトロール漁が21日、解禁となり、湖畔の港から次々と船が出港し漁場を目指した。

同日午前3時、同県行方市荒宿の船だまりからは、ワカサギやシラウオ漁などを行う丸屋水産(同市羽生)の皆藤勝さん(42)の漁船も出航。15分ほど走らせて沖合へ出ると、船の後方に底引き網を投入。ゆっくり航行しながら35分ほど網を引くと、約4センチ前後に育ったシラウオを2箱半上げた。

「まだ小さいな」と首をひねる皆藤さん。再び網を入れさらに約40分引くと、前回より多い3箱を漁獲した。「漁期が進むにつれ5~6センチと大きくなる。この時期としてはサイズ、量ともまあまあ、こんなもの」と初日の感想を語った。

この日の水揚げは早速、同市玉造甲の市観光物産館「こいこい」へ生シラスとして出荷した。一方、昨年来の不漁が続くワカサギは試験操業でも取れなかった。「今年も望み薄」と浮かない表情の皆藤さんら、漁業関係者の危機感は強い。



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