夜空彩る 光の大輪 水戸偕楽園花火大会 茨城


第65回水戸黄門まつりの開幕を告げる「水戸偕楽園花火大会」が26日夜、茨城県水戸市の千波湖畔で開かれ、5000発の花火が県都の夜空と湖面を彩った。
千波湖畔は身動きが取れないほどのにぎわいを見せ、多くの来場客が夜空と湖面に咲く花火の幻想的な美しさに酔いしれた。「珠玉の10発」は六重の大輪が咲き、最後を飾る音楽に合わせたスターマインが空いっぱいに打ち上がると、大きな歓声が上がった。
同県鹿嶋市から家族で訪れた佐々木美夢さん(11)は「全部きれいで楽しかった」と興奮気味に話した。
本祭は8月2、3日の両日、同市の中心市街地で開かれ、山車や神輿が練り歩く。2日夜には水戸大使の鈴華ゆう子さんなどの歌に合わせた踊りも楽しめる。