小学生の宿題 高校生が手助け 茨城・水戸

茨城県水戸市内の高校生が小学生の夏休みの宿題を助ける企画「宿題おたすけ隊」が26日、同市役所で開かれた。小学生30人が漢字や計算ドリルなどの宿題を持ち込み、講師を担う高校生の手助けを受けながら宿題に取り組んだ。
この日、児童たちは高校生に計算のこつや辞書の引き方などを学び、終了後には参加証明書も贈られた。8月3日までに計4回開かれる予定で、市生涯学習課が小学生の参加を受け付けている。
市立緑岡小5年の高梨凌成さん(10)は「丁寧に教えてもらい、分かりやすかった」と感想を話した。企画した市内の高校生ボランティア団体「市サブリーダーズ会」の浅井彩心(あやみ)会長(16)は「分からない問題が解けた時の笑顔が見られて、私たちもハッピーだった」と声を弾ませた。