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第107回全国高校野球茨城大会 藤代×明秀日立 27日決勝 夢の甲子園懸け、激突

藤代・斉藤、明秀日立・中岡(左から)
藤代・斉藤、明秀日立・中岡(左から)
藤代の菊地一郎監督、明秀日立の金沢成奉監督(左から)
藤代の菊地一郎監督、明秀日立の金沢成奉監督(左から)


■藤代 伸び伸びとプレーを/明秀日立 優勝へ一球一球集中

第107回全国高校野球選手権茨城大会最終日は27日午前10時からノーブルホーム水戸で決勝が行われ、全国選手権大会(8月5日開幕・甲子園)の出場校が決まる。

決勝は藤代-明秀日立。藤代は11年ぶり4度目、明秀日立は3年ぶり2度目となる夏の甲子園出場を目指す。

「守」の藤代と「打」の明秀日立が火花を散らす。藤代は右の二枚看板が強固だ。背番号1の斉藤は準決勝で常総学院を相手に2失点完投の力投を披露し、エースの貫禄を示した。2年生の栗原も3試合で17回を投げ防御率1.06と抜群の安定感を誇る。金成、石岡を中心に打線の奮起が優勝に必要不可欠だ。

明秀日立は俊足巧打の脇山、スラッガーの野上、小川一ら異なるタイプの好打者が並ぶ。準決勝は不動のリードオフマン・能戸主将をけがで欠く中、代役を務めた入江が2安打2打点と活躍し、層の厚さを見せつけた。打率5割、防御率0点台の二刀流・中岡が流れを呼び込めるか。

■両指揮官に聞く 藤代・菊地監督/明秀日立・金沢監督

決勝に挑む藤代の菊地一郎監督(55)と明秀日立の金沢成奉監督(58)に、これまでの戦いぶりや意気込みを聞いた。

-これまでの勝ち上がりを振り返ると

菊地 一番キーポイントになったのは4回戦の常磐大高との試合。(この試合先発した相手の)沢畑君は県ナンバーワンピッチャーだと思うが、対策してこれたことが非常に良かった。

金沢 我の強い子たちが自分を押し殺し、(バットを)短く持って食らい付く、次の塁を狙うということができるようになってきた。わがチームながら本当に仕上がってきたと思う。

-決勝での戦い方は

菊地 初めから決勝に行くことが全く頭になかったので、当たって砕けろで(戦う)。

金沢 とにかく一球一球集中して、勝っても負けても悔いのないように頑張りたい。

-決勝への意気込みは

菊地 子どもたちが粘っこく粘っこく我慢強く頑張ってここまでこられたので、子どもたちにやることを任せて、伸び伸びとやってくれれば。

金沢 ここまで来たら県北チームの代表として、なんとか優勝旗を持って帰りたいと思う。




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