明秀日立、3年ぶりV 全国高校野球茨城大会 藤代に4-3、延長タイブレーク制す【更新】




第107回全国高校野球選手権茨城大会最終日は27日、水戸市見川町のノーブルホーム水戸で決勝が行われ、明秀日立が延長タイブレークの末、4-3で藤代を下し、3年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。決勝でのタイブレークは初めて。
明秀日立は1回表2死1、2塁から佐藤の適時打で2点を先制。3回までに藤代に追い付かれたが、4回以降は両校譲らず、延長タイブレークに突入。延長10回表、明秀日立は野上の左前適時打と有住の内野安打で2点をリードし勝ち越した。藤代は10回裏に1点を返す粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。
明秀日立の金沢成奉監督(58)は「子どもたちの成長に、感激と感動と感謝している」と嬉しそうに話した。能戸輝夢主将(同)は「本当にチームメートに感謝しかない。(甲子園では)茨城県の代表として恥のないように、藤代さんの分も思い切ってプレーしたい」と力強く語った。
全国選手権大会(甲子園)は8月5日に開幕する。
▽決勝
明秀日立 2000000002|4
藤代 1010000001|3
(延長10回、10回からタイブレーク)
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