川渡御 豪快に水しぶき 筑西・下館祇園まつり閉幕 茨城

茨城県筑西市の夏を彩る「下館祇園まつり」最終日の27日朝、約130年の歴史を持つ「明治神輿(みこし)」を清める川渡御が、市中心部を流れる五行川で開かれた。担ぎ手たちは神輿に向かって豪快に水をかけ、まつりのフィナーレを盛大に飾った。
神輿はクレーンを使って岸に降ろされ、担ぎ手たちが川の中へ運んだ。
担ぎ手たちは胸の辺りまで川に漬かり、威勢良いかけ声とともに、川の中で神輿を傾けたり、水しぶきを派手に散らしたりするパフォーマンスを披露。迫力ある光景が観客を魅了した。
同市、無職、平山幸伸さん(74)は「毎年楽しみにしている。いつ見ても迫力があっていい」と話した。